両側中脳傍正中部の脳梗塞により astasiaが遷延した症例 若旅 正弘 (茨城県立医療大学付属病院) | 胸髄硬膜内髄外腫瘍1症例における 脊髄腫瘍摘出術後の神経症状の経過 加藤 將暉 (虎の門病院) |
運動麻痺や感覚障害によらないバランス障害において、stasia(失立症)やlateropulsion(側方突進現象)と呼ばれる現象がある。過去の報告では、astasia、lateropulsionは発症より数週間程度で消失するとされている。今回、両側中脳傍正中部の脳梗塞によりastasiaが遷延した症例を経験した。astasia、lateropulsionの過去の報告についてレビューした上で、本症例のastasiaが遷延した原因について考察する | 脊髄腫瘍は、椎間孔を含む脊柱管内に発生した軟部腫瘍を総称したものである。臨床所見としては、腫瘍の発生した部位の神経根症状と、腫瘍により圧迫を受ける神経組織の症状により、運動麻痺、感覚障害や膀胱直腸障害を呈する。脊髄腫瘍は、その局在により髄内腫瘍・硬膜外腫瘍・硬膜内髄外腫瘍に分けられ、局在部位によって腫瘍摘出術後のADLの経過は異なる。本報告では、胸髄硬膜内髄外腫瘍に対して脊髄腫瘍摘出術を行った患者における神経症状の経過を術後6ヶ月まで観察し、術後の理学療法の方法について考察を行う。。 |
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